先輩からのメッセージ

皆さんにとって、"麻酔科"ってどんなイメージですか??

皆さんにとって、"麻酔科"ってどんなイメージですか?? 麻酔科、と聞いてみなさんはどのようなイメージを持つでしょうか。勉強しに来てくれた学生さん、一緒に働いてくれた研修医の先生たちのほとんどが「麻酔科ってこんなことまでできるんですね!」と言っていきます。 我々の仕事のベースは全身麻酔を無事に行うことですが、おそらく、手技と言われるものの大体は我々もやります。気管支鏡?やります!消化管内視鏡?やります!心エコー?経胸壁も経食道もやります!気管切開?やります!って感じで。 我々は痛みの治療もやります。病気が治せなくても、痛みをとってあげるだけでも、ほんの少しだけ痛みを忘れることができるだけでも、ものすごく感謝されます。何時間かするとまた少しずつ痛みに悩まされる状態であったとしても。 そして、我々は集中治療もやります。すべての臓器を診ます。時々、「先生たちのおかげで良くなった!お世話になりました!ありがとう!また来るね!」と言ってくださる患者さんもいますが、集中治療室はそう何度も来るようなところではありません。 ここまで見ると、「全部のことをできないといけないんじゃ?大変じゃね?」と思うかもしれません。確かに大変です。でも最初からすべてができるわけじゃありません。でも、我々麻酔科には必ず近くに先輩がいます。手術室なら隣で麻酔してるし、ペイン外来なら隣の診察室にいるし、ICUなら同じ室内にいるし。初期研修が終わったからって、すぐになんでも一人でしなければいけないわけじゃありません。わからないなら聞きましょう。 試しに研修に来てみてください!わからないことは忘れる前に聞いてください!仕事頑張ったらおいしいものを食べに行きましょう!ONを頑張ったらOFFはしっかり好きなことしましょう!OFFなはずなのに突然ONになる生活はやめましょう!お待ちしてます!

小林

現場で輝くキラキラ麻酔科医を目指す仲間が増えることを楽しみにしています!

麻酔科にどんなイメージを持っていますか?全国的に麻酔科を目指す医師は増えており、特に女性医師の割合も多い科です。オンオフのメリハリがしっかりしていて、女性医師には「キラキラ女医」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。私も研修医のとき、麻酔科の手技の楽しさやベッドフリーの魅力、そしてキラキラ女医への憧れから麻酔科への入局を決めました。 実際に入局してからは、定例手術やICU業務に加え、緊急手術や院内急変への対応が求められ、目まぐるしい毎日を送っています。想像していたキラキラ女医とは程遠い生活ですが(笑)、重症患者の術前から術後までの周術期管理など、様々な経験を積むことができ、医師としての成長を実感しています。 現在、専門医を目前にして任される仕事が増えると同時に、責任感も重くなっています。しかし、大分大学病院や関連病院には、困ったときに相談できる上司がいる環境に感謝しています。嬉しいことに、最近は入局者が増えており、私にもたくさんの後輩ができました。後輩たちに頼ってもらえるような先輩になることで、当初とは違った意味でキラキラ女医に近づけているのではないかと思っています。 麻酔科を志している方はもちろん、将来の科選択に迷っている方も、ぜひ一度麻酔科で研修してみてください。麻酔科では、今後の医師人生において必要な手技や全身管理の知識を身につけることができます。研修を通じて麻酔科の魅力に気づき、男女問わず現場で輝くキラキラ麻酔科医を目指す仲間が増えることを楽しみにしています!

深野