先輩からのメッセージ

皆さんにとって、"麻酔科"ってどんなイメージですか??

栗林

皆さんにとって、"麻酔科"ってどんなイメージですか??

(1)全身管理をしているヒト
(2)あまり日に当たらないから、色が白いヒト
(3)暗くて、不健康な

正解は、(1)であり、(2)~(3)も正解かもしれませんね。
皆さんが、麻酔科に対して抱いている、"全身管理"というイメージは的確だと思います。では、全身管理の難しさは、ご存知でしょうか?

私も、駆け出しの麻酔科医で偉そうなことは全く言えません。全身管理の"ぜ"を勉強中でしょうか!? 皆さんも経験する事とは思いますが、研修医になって初めてICUで患者を治療した経験はとても印象深いものです。私の場合は上級医の治療方針を理解し、ディスカッションするまでにも相当の勉強が必要でした。(まっ、私が全くの不勉強だったのですが。) そこで集中治療を含む、全身管理の魅力に取りつかれる方も少なくはないと思います。

さて、そろそろうちの麻酔科のアピールの時間です!!
大分大学医学部麻酔学教室では、"全身管理"というものをより広い視点で学ぶことができます。具体的には、"自ら麻酔"をかけ、"ICUで術後管理"を行い、さらに患者が訴える痛みに対しても"ペインクリニック"を通じて学ぶことができます。

生まれながらに麻酔科志望の方も、そうでない大多数の方も一度大分大学麻酔学教室へ見学に来ませんか?前述した(2)~(3)には当てはまらない様な、魅力的な先生方がたくさんいらっしゃいますよ。 是非一緒に充実した麻酔科ライフを送りましょう!!
将来皆さんに会える日を楽しみに待っています!ではでは、失礼します。

栗林

是非一度、大分大学麻酔科へお越し下さい\(^o^)/

小坂

研修医や学生の目から見た麻酔科といういと、挿管やカテーテル挿入など「手技が多いところ」というイメージが強いと思います。

が、「手術中に麻酔科医が何を考えながら、どんなことをしているのか」というのは謎が多いのではないでしょうか。
研修医の頃の私は正直謎だと思っていて、麻酔科研修を選択したきっかけも、「学生実習の時なんとなくおもしろかったな。でも、何してたのかはよくわからない...」といった具合でした。

初期研修では全身麻酔の導入や維持を中心に研修しましたが、実際に様々な手技や症例を経験してみて、初めてわかることがたくさんありました(というか、ほとんどです)。 「こんなこと考えてたのか!」と目からウロコなことも多々あり、考えること・判断すべきことの多さに驚くこともままありました。ですが、学生の頃に見ていただけではわからなかった「何してるのかな...」の謎の部分こそが、麻酔科の魅力なのではないかと今思っています。

麻酔科は、手術や集中治療領域で生まれてすぐの赤ちゃんから高齢者まで、幅広い年齢層の患者さんを担当しますが、これは他の科ではあまりない特徴だと思います。また、麻酔科ではたくさんの「ママさん麻酔科医」が活躍されていて、家庭があってもそれぞれのペースでバリバリ働ける、これも麻酔科ならではの魅力だと思います。

色々と書きましたが、結論は「一度体験してみて!」ということで。間近で実際に仕事っぷりを見てもらうことが、「麻酔科医の謎」を知ってもらうのに一番の近道だと思います。見学・研修大歓迎です。ステキな指導医の先生もたくさんいますよ!
是非一度、大分大学麻酔科へお越し下さい\(^o^)/

小坂