2024年5月25日に、大分大学医学部スキルスラボセンターで
「超音波ガイド下中心静脈穿刺ハンズオンセミナー」を開催しました。
今年は例年に比べて早い時期の開催となりましたが、10名の研修医の方々にご参加いただき、
前半は講義形式、後半はハンズオン形式のそれぞれで、中心静脈穿刺について勉強していただきました。
前半は麻酔科の若手の先生方に、自らの経験も踏まえて、中心静脈穿刺の適応やカテーテルの種類、
手順や気を付けるべきことについてお話をいただき、
後半は少人数のグループに分かれて実際に穿刺からカテーテル留置まで経験していただきました。
例年は穿刺とガイドワイヤー留置までのハンズオンでしたが、今回は協賛をいただいたメーカー様のご厚意もあり、カテーテル本体を留置するところまで練習してもらうことができました。
例年より少人数のグループを編成してなるべく練習の回数を増やせるように計画しましたが、
それでも実際のハンズオンではみなさん時間ギリギリまで練習されており、
終了の声をかけるのを少し躊躇ったほどでした。
また、セミナー後には懇親会を開催し、医局員と研修医の先生方との貴重な交流の場を設けることができました。
このセミナーは研修医の皆様の今後の診療業務に必ず役に立つ内容だと思っていますので、
よりよい内容を考えながら、来年以降も開催しようと思っております。
ご参加いただいた皆様、この度は本当にありがとうございました。
麻酔科 小林 朋暉