2017年11月3日~5日 第37回日本臨床麻酔学会(東京都)に参加しました。
2017年11月3日~5日、東京都で、第37回日本臨床麻酔学会が開催され、参加してきました。当講座からは秋山、山本、河野の3名がデジタルポスターによる発表をしてきました。今回は3連休で、開催場所も東京ということもあり、多くの麻酔科医が参加していたように思われます。
今回はデジタルポスターという初めての形で、実際の発表も慣れない点もあったようですが、3名とも無事に発表を終えることができました。
3日間にわたり、臨床麻酔のみならず集中治療領域や医療安全といった分野、また記念講演として高円宮妃久子殿下の講演といったように幅の広い内容となっており、いろいろの経験ができました。
全体の傾向としては、昨年から引き続き超音波ガイド下の神経ブロックに関する内容が多い傾向であったように感じました。また、今回の学会ではECMOに関する内容も多かったように思います。
私個人として、このような大きな学会への参加は初めての経験でしたが、事前の準備から発表練習に至るまで諸先輩方にご指導いただいたおかげで本番も無事に終えることができました。麻酔科領域では日々新たなデバイスが発売されており、今回のようにその使用経験を報告させていただくことで多施設の先生方の意見を伺えたことは非常に勉強になりました。
セミナーについても本当に多岐にわたる内容で行われており、またその内容に臨床に即したものであり、すぐに日々の臨床で使える内容が多かったように思います。夜の先生方との交流も含めて非常に刺激となり良い経験をさせていただきました。今回の学会で得たものを臨床に還元していけるように日々努力して参ります。
文責:秋山 英俊