2月18日(土)に医学部スキルスラボセンターにおいて,初期研修医対象のエコーガイド下CV・PICC穿刺セミナーを開催しました。
大分県下の臨床研修病院から,初期研修医15名が参加してくれました。
CVカテーテルは重症患者管理だけでなく,経静脈栄養,化学療法など一般病棟で加療をする患者さんにも必要なデバイスです。カテーテルを安全に挿入し管理をする技術は,患者さんの安全な治療のために医師として欠かせないスキルです。
今回のセミナーは安全なCVカテーテル挿入の修得を目的として,前半の1時間は講義形式でCVカテーテルの必要性や挿入方法,管理方法などを学習し,後半はシミュレーターを用いたハンズオン形式のトレーニングを行いました。
各内容とも受講者には好評をいただき,盛会裏にセミナーを終了できました!
~アンケート結果~
~ご意見と回答~
・とても勉強になりました。エコーで針を追うのが難しかったので,もう少し練習したかったです。ありがとうございました。
・最初に講義があり,実習の前に理解が深まって良かったです。
・とても面白く,ためになりました。ありがとうございました。
・こういった勉強会を開いて頂けるのは本当にありがたいです。
・とても楽しかったです。
・ハンズオンの時間を延ばしてほしいです。
【回答】ハンズオンの時間はCV,PICCで各40分間ずつ取っていたのですが,まだまだ短いというご意見を多くいただきました。次回以降のセミナーではもう少しハンズオンの時間を長くとれるようにしたいと思います。
・エコーがもう少しあるとファントムが同時にできると思います。
【回答】エコーの台数にも限りがありますが可能な範囲で増台できるよう次回以降のセミナーでは検討します。
・セミナー自体はとても勉強になりました。鎖骨下のレクチャーがあったらありがたかったですが・・・
・研修医に実際の患者さんでCVをさせる機会を増やしてほしいです。
【回答】鎖骨下静脈のレクチャーは時間配分に余裕があれば検討したいと思います。
実際の患者さんでの経験は・・・2年目麻酔科研修を選択してください!実臨床の現場で必ずや希望に添えるように指導します!
セミナーに関するご意見,ご興味,リクエストのある研修医の先生方や学生の皆さんは,いつでも気軽にお問い合わせください。
文責:安部 隆国(tak92@oita-u.ac.jp)