麻酔科学講座の動き

2016.09.15学会・研究会・講演

2016年9月3日 第54回九州麻酔学会(佐賀市)が開催されました

2016年9月3日佐賀県佐賀市(佐賀文化会館)で、第54回九州麻酔学会が開催されました。
当教室からは、教室員の先生達に加えて、スーパーローテートで麻酔科を選択した研修医2年目の先生達も学会に参加し、うち2人は発表もしました。
 

数か月前から指導医とともに準備をはじめ、様々な文献から学び、自分で資料を作成し、何度も練習(予演)を行って臨んだ本番ですが、予演の時とは見違えるような堂々とした発表でした!

以下、参加した研修医の先生達(2年目)の感想です。

大分大学医学部附属病院研修医2年目

今回、学会でポスター発表をさせていただき、誠にありがとうございました。日々の臨床研修の中で、多くの症例を経験しているはずなのですが、目の前の仕事に忙殺されてしまい、後日ゆっくりと1つ1つの症例を考えることなく過ぎ去ってしまうのが現状でした。そういった日々から一旦解放してくれたのが今回の学会でありました。発表を行う上で指導医の先生達と話し合った内容は、文献上の様々な情報から先生達の経験、そして患者さんの情報と多岐にわたり、先生達の討論に追いていかれないよう必死でした。しかし、多くの先生方に丁寧にご指導していただいたことで、無事に発表を終えることができました。症例を発表した際、他施設でも同様の症例を経験しており治療に苦慮したという話を聞き、悩んでいるのは自分達だけではないという安心感と、症例発表を通じて微々たるものかもしれませんが今後の医療の発展に貢献していきたいと考えるようになりました。
今回の学会発表を糧に、これからも日々臨床で精進していきたいと思います。ありがとうございました。

大分大学医学部附属病院研修医2年目

今回、第54回九州麻酔科学会に参加させていただき、本当にありがとうございました。私自身、発表者として学会に参加させて頂くのは初めてであり、大変貴重な経験となりました。準備の過程では、主にご指導を賜りました牧野先生を始め、大変お忙しい中多くの先生方に様々な御指摘、アドバイスを頂くことができ本当に感謝しております。発表に際してどのような準備が必要なのか、またできるだけわかりやすくプレゼンテーションをする事の重要性を学ぶことができました。本当にありがとうございました。学会当日は様々なカテゴリの発表に触れることができ、先輩方や同年代の先生方が発表されている姿に大いに刺激を受けました。また、自身の発表の際は大変多くの先生方に足をお運び頂き、拙いながらも何とか発表できたことに大きな達成感を得ることができました。今回このような貴重な経験ができましたのも、一重に麻酔科学講座の先生方のお蔭と大変恐縮しております。学生時代から大変親身にご指導を賜り、本当に感謝しております。臨床研修も含め、今回の経験を糧に日々努力していきたいと存じます。
この度は本当にありがとうございました。

大分大学医学部附属病院研修医2年目

先日は九州麻酔科学会に参加させていただきました。ポスター発表がメインでしたが、色々な研究や症例発表を聞くことができ、非常に勉強になりました。特に症例発表はなかなか珍しい症例を知ることができて面白かったです。知らない疾患は診断できず治療に難渋すると思うので、知識を深めることも大事だと感じました。


当教室としましても、今回の学会参加を、医師としてより高みを目指すきっかけの一つとしていただければ幸いです。今後の先生方の、さらなる活躍を期待しています!