015年9月12日(土)鹿児島市で開催された九州麻酔科学会題53回大会に参加しました!
当講座および大分県内の関連施設からも多数の演題を発表し、瀬田尚子先生、荻原洋二郎先生の発表した2演題が優秀演題に選出されました。
「臍帯血移植後に肺高血圧・肺水腫を来した肺静脈塞栓症の1例」
(瀬田尚子先生)
(瀬田先生コメント)
「今回、このような機会を頂き誠にありがとうございました。ただ臨床をこなす毎日のなかで、困難な麻酔管理経験や新しい発見・工夫など、これらを過去の経験と統合しまとめ発表することで、新たな医療のアイデアに発展させることができると学びました。今後は臨床はもちろん、研究にも邁進していきたいです。」
「“Awake ECMO”によりICUにおける終末期医療で患者の意思を尊重できた一例」
(荻原洋二郎先生)
(荻原先生コメント)
「今回、3年ぶりに九州麻酔科学会に参加しました。個人的には自分の発表が優秀演題ということもあり普段の学会発表とは一味違った緊張感の中での発表でした。後輩も優秀演題だったこともあり(残念ながら2題とも最優秀演題にはなりませんでしたが)、励みになりました。その他にも当施設からは初期研修医から中堅麻酔科医まで5題の演題がありましたが、他施設に引けを取らない素晴らしい発表だったと思います。今後も臨床、研究、教育に励んでいきたいと思います。」
瀬田先生、荻原先生、おめでとうございます!
現在麻酔科ローテ中の研修医(2年目)の先生も堂々とした発表でした。
そして最後に、今回ともに参加した研修医・学生(4年生)のみなさまからもひとことです。
「私は口頭発表しましたが、その発表作成に際して多くの先生方に添削をしていただきました。そのご指摘は自分だけでは決して気がつくことが無い部分が多くあり、大変勉強になりました。また、予想される質問への回答に関しても、かなり深いところまで指導していただけました。学会発表することで、症例に対する理解がこれほど深まるとは思っておらず、大変貴重な体験をさせていただきました。本当にありがとうございました。」
(研修医2年目)
「今回、九州麻酔科学会に参加させて頂いたのですが、私は学会というものに参加するのが初めてで、発表会場の雰囲気、人の多さ、など全てが想像をこえていました。発表をする演者はもちろん、それを聞き質問をする方にも豊富な知識が求められていて、生半可な研究、発表ではいけないという事を実感しました。期間は短いですが、少しでも私たちの研究、発表にいかせていけたらと思います。また、先生方には鹿児島のおいしい物をたくさん食べさせていただきとても感謝しています。ありがとうございました。」
(医学科4年生)
「私は今回の九州麻酔科学会で初めて学会というものに参加し、内容の難しい発表も多くありましたが、何よりの収穫は学会というものの様子をこの目で見、空気を肌で感じることができたことでした。先生方の発表や進行の仕方はもちろん、今までの学生生活では決して経験することのない医師としての公での振る舞いを知ることができました。とくに普段お世話になっている麻酔科の先生方の日頃の柔和な様子とはまた違う真剣な姿を見て、プライドを持って医療に取り組む気構えを学びました。」
(医学科4年生)
「このたび僕は、4年次の研究室配属の一環で、初めて学会に参加させて頂きました。4つの会場で、1日かけて多くの発表がされることにまず驚きました。また、熱心に講聴し、多くの質問が飛び交う様子を見て、先生方の向上心の高さを感じ、感銘を受けました。僕も将来参加するであろう学会の雰囲気にいち早く触れることができ、とても貴重な経験ができ、将来を想像する一助とすることができました。」
(医学科4年生)
今後のみなさまの活躍をどうぞご期待ください!!