2024年10月18日から22日にフィラデルフィアで開催されたASAに参加し、小山先生による付き添いのもと、私と栗林先生が発表を行いました。
私は入局4年目の年に初めて海外での学会発表に参加させていただきました。今回演題登録させていただいた症例は、重症気道狭窄を伴う小児バセドウ患者に対して周術期に集学的アプローチで気道確保をおこなった、私自身が非常に勉強になった症例でした。上級医の先生方に、演題登録、発表準備、英語学習と多大なご指導をいただき今回の発表を迎えることができました。
私はASAの学会に参加すること自体が初めての経験でしたが、日本で開催される学会に比べて規模も大きく、慣れない環境に緊張する場面が多々ありました。また、特別講演、ポスター発表、機器展示などを拝見させていただきましたが、知識に加えて、英語がまだまだ未熟であるため、理解することが難しい場面が多く、悔しい思いもしました。この気持ちを忘れず、今後の学会発表や臨床に活かし、いつかまた海外での学会発表に挑戦したいと思います。
このような貴重な機会を与えて下さった先生方、並びにご指導、ご鞭撻をいただいた先生方に感謝申し上げます。ありがとうございました。
麻酔科 竹森 翼