麻酔科学講座の動き

2025.10.03学会・研究会・講演

2025.9.13 九州麻酔科学会第63回大会に参加しました!

2025年9月13日に熊本市民会館 シアーズホーム 夢ホールで開催された九州麻酔科学会第63回大会に参加しました。

大分大学からは新宮千尋先生と内野先生が座長として、8名が発表者として参加しました。
私を含む3年目3名は、今回が初めて学会発表となりました。

廣田:カテーテル留置困難を来す浅掌高位分枝型橈骨動脈の特徴〜12症例の検討〜(優秀演題 口頭発表)

渡邉美那子先生:気管気管支骨軟骨形成症による気管狭窄に対しMLT気管内チューブの使用とカフ位置の調整が有用であった症例

小﨑先生:S. maltophiliaによるエンドトキシンショックに対してPMX-DHPを4回施行して救命しえた小児の1例

小野先生:麻酔科での皮内テスト再検により、複数のアナフィラキシー被疑薬を一つに同定し得た一症例

野口先生:Point-of-Care Ultrasoundが術後急性下肢動脈閉塞症の迅速診断に有効であった一例

坂下先生:脳腫瘍の治療経過に応じて麻酔法を選択された3回の帝王切開症例

川邊先生:人工心肺開始時の予期せぬ大動脈解離をrSO2の低下で発見した1例

渡邉志穂:難治性アナフィラキシーショックを呈したαβ遮断薬内服患者の麻酔経過

新宮大葵:ミトコンドリア病患児に対してレミマゾラムを用いた全静脈麻酔で管理した一症例

  

  

  


以下3年目3名のコメントです。

渡邉(志):
今回初めて学会に参加し、スライド作成からポスター作成まで全てが初めての経験で、とても勉強になりました。当日は緊張しましたが、無事に発表を終えることができました。また、同じセッションや他のセッションの発表を拝聴し、多くの学びを得ることができました。今回の経験を今後の診療に活かしていきたいと思います。ご指導、ご支援いただいた先生方に心より感謝申し上げます。

新宮(大):
今回九麻に参加させていただき誠にありがとうございます。
安部先生をはじめ、多くの先生方の助力で何とか発表を無事に終えることができました。
また、他院の先生方の発表も拝見させて頂き、非常に良い刺激を受けました。

廣田:
今回初めて発表者として学会に参加し、スライドやポスター作成など分からないことばかりでしたが、多くの先生方にご指導、ご協力いただき、無事発表を終えることができました。また、同年代の若手の先生方も多く参加されており、大変良い刺激を受けました。

 

今回は医局からの参加人数が多く、とても和気藹々とした雰囲気でした。
このような貴重な機会を与えてくださった先生方、並びにご指導いただいた先生方に感謝申し上げます。

麻酔科
廣田 和佳